青パパイヤをぬか漬けにしてみた、、

変わり種 フルーツ

青パパイヤはタイ料理で使われていたり、沖縄料理などでは日常につかわれていることで有名でしょうか。一度だけタイ料理店でサラダを食べたことがありますが、おいしかった記憶があります。ですが、実物をみるのはもちろん、調理するのもはじめてです。野菜と同様の使い方をするという知識はあり、感覚的にもぬか漬けでも美味しくたべれそうなので、スーパーで売っているのをみかけたら、衝動買いしてしまいました。いつもの通り、調理法などをしらべてからぬか漬けへもチャレンジしています。

漢字表記「乳瓜」 切ったところからでる白い液体から
    「木瓜」(もっか) 木にできる瓜という意味
今回購入したものは 都内スーパーにて1個298円で9月下旬購入したものです。(銚子産)

注意点は2つ

とにかく注意することはこの2点、切った時に出る白い液体をさわらないことと、皮を剥くことです

1つ目の注意点、白い液体をむやみにさわらない

気を付けることは切ったところから出る白い液体ですね。これをむやみにさわらないこと。沖縄では「白い血」とよばれているそうですが、これをうかつに触ってしまうと、人によっては手があれてしまうこともあるようです。手袋をして作業をするのが安全とのことでした

2つ目の注意点、皮は苦みが強いので剥いてから使用する

基本的に皮は苦みがつよいので剥いて使用するのが良いようです。ネットのレシピをしらべていると、まれに皮つきのままで調理していたり、また、皮だけを濃い味付けのきんぴらにしたものもみかけることがあります。苦さには個体差もあるようですが、基本かなり苦いので、皮は剥くようにしてください。(苦いのが結構すきな私でもちょっとむりでしたのでおつたえしておきます)皮だけできんぴらにするのも山菜などではよくある味付けで同様の感覚での調理かとおもいます。その場合でも少し水にさらすなどしてあく抜きをしてからがよいのではないでしょうか。
(これは私も実際に調理したことがないので、あくまでも想像です。山菜のアクの強いのをきんぴらにしたことはありますが、、、)

ちなみに、青パパイヤの表面は凸凹しているので完全に白くなるまでむかなくてもOKです。
まだらで緑が残っているぐらいはOKとします。

青パパイヤのその他、特長など、

国産の主な産地は、、、

国内で主に沖縄や鹿児島で収穫されているようです。それ以外だと高知や、広島県、愛知県

などで、最近だと今回購入した千葉県の銚子さんのものも流通するようになってきたようです。

旬の期間は8月~10月ぐらいだそうです。ただし、主産地である熱帯の国では一年中収穫できるようです。国内でも(沖縄や鹿児島ハウス栽培のものが少数ですが四季をつうじて流通しているようです)

有名な料理は、、、

タイ料理のソムタムという青パパイヤを使ったサラダが一番有名でしょうか

(ソムタムは青パパイヤをナンプラー レモン、干しエビ、ニンニク、ピーナッツ、唐辛子などで味付けしたサラダです)

沖縄料理ではイリチー(炒め物)やサラダ、シリシリなどなまだけではなく加熱料理にもつかわれています。

これから注目される、スーパーフード!

青パパイヤには「パパイン酵素」が熟した黄色のパパイヤの10倍もふくまれているらしく、その抗酸化力にも注目されているようです。

これからスーパーフードとして注目される可能性のある食材のようです。私が知らなかっただけで、ごく一部ではすでに盛り上がっているようす。

広告

ぬか漬けへ

いざ、基礎知識をいれたところで調理開始です。まずは下処理、、、

とにかく、白い液体に気を付けるのと、皮をむくことだけを忘れずにスタートです。

両端を落とす

まずは軽く洗ってから、水分をふきとり、両端を切り落とします。(特に苦いとのこと)

本当に手が荒れるのか、実験

切ったそばから白い液体が溢れるようにでてきました。そしてすぐ固まったようになります。
人によっては手が荒れるので注意とのことでしたが、自分がどうなのかやはり、しりたくなってしまうもの。ためして指でさわってみたところ、なんとなく大丈夫そう。
調子にのって手の甲にも少しぬってみましたが、、すぐにはかゆくならなかったものの、、、
少し、時間がたったら(1~2分)徐々にかゆくなってきました。

これはまずいと思いすぐさま、流水でながし、洗剤でよく手洗いをしましたが、しばらくかゆみが残りました。その後、肌が荒れるということもなくおちつきましたが、、
皆さん、マネしないでください。やはり、手袋がいいかも、、
下処理のつづきです、、、

半分に切って中の種を除く

中は真っ白な種がびっしりとつまっていました。なかには種がつまっていないものもあるそうですが、、

スプーンを使ってきれいに取り除いたところです

中はキレイな白い種が入っています。これをスプーンなどを使ってキレイに取り除きます

皮を剥く

いろいろなレシピも調べてみましたが、基本皮は剥く方かよいようです。

皮つきで調理している方もいたのでとりあえず剥いた皮を少々、味見してみました。

ゴーヤや山菜など苦い味のものが結構好きなのでもしかしたら美味しいかもしれないと思いためしてみたところ、、、すぐには強い苦みはこなかったのですが、次第に強烈な苦みが、、、、
これは罰ゲームレベルの苦さではないかと思います。

それでも漬けたら味が柔らかくなるかと思い
少量だけ皮つきでぬか漬けにすることにしました。結果は記事の後半に、、、

塩をしてぬか床へ

結構大きいので塩をしっかりしてみました。

漬け時間の目安

冷蔵保存の場合  浅漬けが好きな方  1日~2日
         古漬けが好きな方  2日~3日半

常温保存の場合  浅漬けが   半日
         古漬け    半日~2日

漬け時間ぬか床の状態や保管場所の温度によってもおおきく左右されますのでご自分の好みの時間を探ってください

適当な大きさにカットして盛り付ける

2日間つけたものです。半身のままつけたので、あまり柔らかくなった印象はありません 少しみどりの部分も残ってますが気にしないで大丈夫です

カットは厚すぎず、薄すぎずの5mm~7mmぐらいでスライスしてみました

出来上がったそのお味は、、、これはうまい。美味しいです。瓜のような味とたとえられており、漢字でも「乳瓜」や「木瓜」(もっか)と書くようなので、白瓜も、スイカの皮も、もちろんキュウリもすきな私はきっと好きな味だと予想していましたが、、、予想どおり、、、気に入りました。

味そのものは薄いです。が、ほのかに瓜をおもわせるような、パパイヤを思い出させるような風味がありそれがたまらなく良い。白瓜のぬか漬けよりも個人的には評価、上になります。キュウリともせってる感じです。キュウリほどはぬか床の酸っぱい、乳酸菌たっぷりの汁を吸いこまない印象がありますが、その分元の風味があって、よいです。

味見の為に少しだけ皮つきのままぬか漬けにしてみました

一方、皮つきのぬか漬けは、、、ちょっと苦みが

皮つきのままつけたぬか漬けの味はというと、、、ぬか漬けにしたことで、大分苦みが抑えられています。しかし、よく噛み、最後まで食べきるころには少し強い苦みを感じました。もちろんたべれるし、好みもありますが、少なくともぬか漬けにするときは皮を剥いた方が良いと思います。
(それに、もともとあったあの苦みがぬか床に移ったとおもうと、これは危険です。皮をむかなくてはダメなのだと痛感しました)
(多少の剝き残しはかまいません、表面が凸凹しているので完全に白くするのはむずかいしいです)

きんぴらにするときのように、濃い味付けをするのでも基本は皮を剥くのが主流のようです。きんぴらは皮つきでもありかもしれませんが、その時でも少し、水などにさらしてからがよいでしょう。

その他の料理は

とりあえずあるものでソムタム風にチャレンジしようと思ったのですが、材料がなくてあるもので作ってみました。

青パパイヤ、リンゴ、トマト、桜エビを醤油、レモン、唐辛子、にんにくみじん切りなどで味付けてみました

美味しくはできましたが、やはり、ソムタム風にするにはピーナッツとレモン、干しエビ、ニンニクなどで味をつけるのが、鍵のような気がします。ピーナッツがなくて我慢したのですが、今一つものたりなくかんじました。

おまけの雑談

青いパパイヤの存在をしったのは映画「青いパパイヤの香り」きっかけでした。
映画も見た記憶はありますが、内容はまったく記憶がありません。

その後2001年上半期に放送された朝ドラの「ちゅらさん」で沖縄料理にはまり、本を読んだりしたときに日本でも食べてる地域があるのだとあらためて知りました。実際に青パパイヤをたべたのはそれから数年のちにタイ料理レストランで、、、パパイヤがどうよりも、とにかく途中からは辛かった記憶だけでした。それから10数年、近所のスーパーでも売られるようになるとは考えもしませんでした。

時代の変化は目まぐるしいものがありますねー

広告

小僧寿しのこだわりおせち

コメント

タイトルとURLをコピーしました