ごぼうは和風の煮物には欠かせない食材となっています。きんぴらごぼうなども家庭の常備菜として、定番料理となっているので、料理をする方は常に冷蔵庫にあるかもしれません。しかしズボラな一人暮らしの人間には使い切るのは骨の折れる作業となります。ぬか漬けをレパートリーに加えることで、その悩みからも解放されるでしょう。
洗う
まず表面の土をよく洗いおとしましょう。洗い済のごぼうでも、もう一度洗って残ってる泥をおとすのがよいでしょう
表面の皮をこそげ取る

こそげ落とした後、酢水につけます。酢水は、水200ccに酢を10CC加えるだけで十分です。計らず目分量でOK。長時間つけるのではなく、すぐゆでてしまいましょう
包丁の背を使って表面の皮をこするように、削るようにうすーくおとしていきます。完全に真っ白を目指さなくても大丈夫です。あまり、真っ白になるまでやると、ごぼう独特の風味、土臭さがなくなってしまいます。こそげおとしたあと、酢水にすぐ漬けておくと色が黒く変色しにくくなるので酢水を用意してはじめましょう。
つける前にあらかじめ下茹でします

茹でるとお湯が茶色くなってきます。あくが抜けている証拠です
生のままでもつけることはできますが、多少風味が強すぎるのと、アクも強い食材なので、ゆでてから漬けることを進めます。
お湯を沸かして、沸騰したところにいれて再度、沸騰してから弱火に落とし、5分ほどゆでて、火をとおします。(ゆで時間はごぼうの太さによりますが、多少芯が残っていたとしても、大丈夫です。あまり、神経質にならずに、ゆでてください。
流水にとってすぐさまし、粗熱をとる
余計に火がはいらないように、すぐ冷水にとってさましましょう。流水にさらすことで、余計なアクもぬけていきます。
ぬか床につける
下処理がおわったら、ぬか床につけていきます。塩はどちらでもいいですが、大きかったら、少し塩をする方がいいかとおもいます。
漬け時間の目安
冷蔵保存の場合 浅漬けが好きな方 2日
古漬けが好きな方 3~4日
常温保存の場合 浅漬けが 1日
古漬け 1日半~2日半
好みの味になるまで漬けたらぬか床からとりだして、水で軽く残った糠を落として適当な大きさに切って出来上がりです。
適当なおおきさに切ってもりつける

ぬか床から取り出した状態です。ちなみに長さは容器にあわせて
扱いやすい長さにしてください

食べ応えや、食べやすさを考えて、始めは斜め切りで、5~8mmぐらいの暑さをおすすめします。あとはお好みで自由に変えてください。
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