ゆで落花生ぬか漬けにしてみたが、、、

変わり種食材
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9月ごろから10月頃にかけて、生の落花生が出回ります。

この生の落花生をゆでただけのゆで落花生はこの時期にしか味わうことのでいない一品になっています。普段よく食べるピーナッツとは違うホクホクとした味をぜひとも味わいたいもの。
このゆでただけというのが一番おいしいのではないかとおもいますが、大量に食べていればあきるのも
自然のことです。そこでいつもの通り、ぬか漬けにしてみました。さてその味わいはどうなるのか、


外側の殻は剥いた状態でぬか床につけます。
粗熱ももちろんとった状態で

今回は試しに1日だけ

ゆで落花生のぬか漬け やる意味はあまりない、、、

とりあえず1日漬けてみましたが、、、、 味はそれほど変化しません。
少し、酸味が加わる程度。ナスなどのようなスポンジのような身の質ではないのであまり、酸っぱい汁を吸う気がしません。もちろん塩味は茹でた時点でしみ込んでいるのですが、その塩味に酸味が少し加わる感じです。正直ナスはただ塩味が加わるだけでは美味しくなるとはあまり思えませんが、落花生は塩味だけで十分においしくなるので、ぬか漬けにする必要はないでしょう。酸味がほしかったら、他のナスやキュウリなどのぬか漬けでいいのではと考えてしまいます。
  ようするにぬか漬けにしたからと言って特に美味しくはならない。というのが私の感想です。
あとは個人の好みの問題ですが、、、、 大量に食べて飽きた時の気分転換としてぐらいに位置づけておいた方がいいでしょう。
一応ゆで落花生の作り方ものせておきます。

殻付きの生の落花生を購入する

千葉県産の落花生(おおまさり)約300Gで498円(税込み)
下の定規が150mmのものですので大きさを想像してください

一般的な落花生よりも大きいものだと2倍ぐらいの大きさになります

秋ごろにゆで落花生用の生の落花生が出回ります。今回購入したものは1袋約300G(品種 おおまさり)で498円 十分食べ応えはありますが国産ということもあり、決して安くありません

(外国産の入りピーナッツと比べると殻付きでこの値段ですからね、、、)

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まずはあらって泥を落とす

ボールにいれて水で洗います。水はそれなりに濁り汚れがおちたのはわかりますが、見た目はさほど変わりません。表面の凸凹が大きいので全然おちにくいです。
(売られているものは機械でしっかりどろを落とされていることを実感します)

鍋に水と塩をいれ火にかける

殻付きの落花生を入れると表面に浮いてくるので火が
均等にわたるように落し蓋をします

落花生を美味しくゆでるには茹でる水に対して3~4%の塩が必要です。ゆで時間も30~40分と結構かかるので、大きめの鍋でたっぷりの水を用意することが必要になります。

生落花生500Gに水1.5L 塩45Gが(3%の場合)が目安です

落し蓋がない場合はアルミホイルでも可。ただし、蒸気を逃がすため中央に穴をあけ、全体にシワをつけてうきあがりにくくすること

落し蓋をして沸騰してから30分から40分程ゆでる

沸騰してから火を弱火にして火を通していきます
ゆで時間が長いので落し蓋+鍋のふたがお湯の蒸発を防げるの
でベストです
おおまさり(大きい品種)の場合は40分がいいかと思います

ほどよく柔らかくなったら火をとめ余熱で10分程放置

余熱を考えて少し早めに火をとめましょう。ホクホクした食感にゆであがります。
(1粒でいいので味見をするのをおすすめします、まだ塩味が仲間でしみていないかとおもいます)
この冷ます過程で、塩味がより中まで染み渡ります。
初めて食べた時は炒ったものとおなじ落花生とは思えない食感です。
(子供の時はそれが気持ち悪くて受け入れられなかったのですが、今では感動すら覚える
食感です。これは確かに上手い。しっかりと利いた塩味が味をひきたてています)
よく栗と似ていると例えられていますが、私としては枝豆を食べた時の食感も思い出します。
おなじ豆なのだとつくづく感じる次第です。

そのまま塩水につけたまま、さまします。味をみて塩味が入りすぎているとおもったら早めに塩水からあげます

3~4%の塩水なので海水よりも塩辛いのですが、これぐらいの辛さでゆであがったときに程よい塩加減になります。ゆでた後その他の料理に使う予定の方は少し少な目の塩加減にした方がよいでしょう。

ゆでたものは、まだ冷ましたてで暖かさが残るうちに食べるのが一番美味しい瞬間です。

粗熱が取れた時点でザルにあけて水分を切ってしまいましょう。

殻いっぱいに身が詰まっています。殻をむくときに中にしみ込んでいる
塩水が噴き出てくることがあるので注意しましょう

身が不ぞろいな場合は殻に対して小さな身が入ってるものもあります。
ひときわやわらかくゆであがり、これはこれで美味しいのですが、、、

表面の薄皮が味方によっては昆虫の脱皮したときの様子にもみえて、それだけが気になる点です。

保存方法

大量に購入またはもらった場合は一回では食べきることができません。
茹でたものであれば冷凍保存することで約1か月は保存することができます。

冷凍保存する場合は水分をしっかり切ってジップロックなどで空気をしっかり抜いて保存します

余裕があれば殻をむいた状態で冷凍する方がいいでしょう。(殻の中に霜がつき冷蔵庫の匂いがうつりやすくなります。)

ゆでる前、生のものならば冷蔵庫に保存してできるだけ早く、2~3日中にゆでて食べきりましょう。

冷凍したものを解凍するときは電子レンジで600Wで1~2分。もしくは冷蔵庫で自然解凍でもおいしく召し上がれます。

その他

ちなみに乾燥した落花生は適切な保存をしていれば1年以上もつそうです。
1年中、出回っているものはまさしくこれですね。これを加熱(炒って)しまうとそこから脂肪成分などの酸化が早まるためかえって賞味期限が短くなるとのことです。誤解しやすいです。
スーパーなどの炒ったものは真空パックなどされてるから日持ちしているだけとのことです。

注意するのはとにかく鮮度、、、

とにかく生のものがでまわるのは8月末ごろから10月ごろのようです。大変短い、旬の食材となるのでぜひこの機会に皆さんもためしてみては、、、
枝豆などでもよくいわれることですが、生の落花生も鮮度が命のようです。とにかく購入したら早くゆでて、早く食べきってしまうことをお勧めします。

(国産の落花生の収穫自体は11月頃まで続くそうですが、生落花生に向いている種類の収穫は10月頃までのようです)

生落花生についてもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください

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